東プレREALFORCE(リアルフォース)のR3シリーズにキーマップ変更機能があったので、遊んでみて使いやすいキーマップを試してみました。
ちなみに私が購入したモデルは、日本語配列のテンキー付きです。
今の設定はこんな感じ。詳しく解説していきます。
まず、何のキーの使用頻度が高いか考える。
私の場合、小説やブログ記事の執筆がキーボードの主な用途です。
大きいくくりでいくとライター業になります。
あとはネットサーフィンを少しやります。
ヒートマップも参考にしながら、自分の使用頻度が高いキーを分析しました。
低以下はほぼ打ったことがない感じです。
この頻度をもとにキーマップの構想を練っていきます。
●使う頻度:高
Enter
BackSpace
Space
矢印キー
半角全角切り替え
アルファベット
。
、
「」
!
?
●使う頻度:中
PrintScreen
Ctrl
Shift
●使う頻度:低
Fn
Windows
音量ボタン
HOME
END
Tab
F5
無変換
基本方針:今までよく使っていなかったキーだけ変更する
別のキーボードに移った時もなるべく違和感なく使えるようにしたかったので、元から使用頻度の低いキーを中心にキーマップを変更しました。
また色々いじりすぎて自分でもわけがわからなくなる事態を避けるため、なるべく直感的に操作できることと、退避先も印字通りの場所の裏側になるべく配置するようにしました。
Spaceキーの両サイドに何を置くか
無変換キーの頻度も低で、変換キーにいたっては今まで使ったことがなかったので、親指で押せるゴールドポジションのこの2つのキーをまずは考えました。
王道の親指ダブルFn
FilcoのMINILAから着想。
利点としては、JKLI、SDFEとFnのコンビネーションがとりやすくなることです。
採用はしなかった他の案1:「」
小説書いている時に多用する「」。
若干ホームポジションから遠いので採用を検討したのですが、ダブルFnの利点の方が勝っていると思ったので今回は不採用になりました。
採用はしなかった他の案2: BackspaceとDelete
右上Backspaceが不自由に感じておらず、Deleteの頻度も高くなかったため不採用に。
Caps Lockキーの位置に何を持っていくか
ホームポジションから延長した先にある大きいキーなのに使わないCaps Lockが置かれている位置。
HHKBではCtrlが配置されています。
私の場合Ctrlの使用頻度が低であったことと、他のキーボードに移った時に違和感が出てしまうリスクからCtrlは左下から動かさないようにしました。
ダブルBackspace式
結果採用したのが、Backspaceと、FnのコンビネーションでDeleteです。
ただし、右上のBackspaceはそのまま残すかたちに。
Caps Lockキーの位置は左小指で押すため、連打したり、細かい修正が必要になる場合は右上のBackspaceを右薬指で押すようにしています。
採用はしなかった他の案1:半角全角キー
一度ワードやエディタを立ち上げて切り替えてからは使用しないので、Backspaceを優先して入れることに。ただ使用感は悪くはなかったです。
採用はしなかった他の案2:Enter
右Enterでタァーンしたかったため不採用に。
日本語キーボードだとEnterがやや遠いので置いてみましたが、結局右ばかり使っていました。
左手でもEnterを操作したいという方は、この位置はおすすめです
第2の矢印キー
ダブルFnを使ってホームポジションから手を動かさないで操作できる矢印キーを2つ配置しました。
単独矢印キーの配置通りに凸の形に並べ、JとFを中心に組み立てています。
ついでにHome、End、PageUp、PageDownも近くに配置。
無変換はSpace裏に
無変換キーは単独にするほど使用頻度は高くなかったので、Fnとのコンビネーションで「変換」のイメージに近いSpace裏に配置しました。
かなキーにはPrintScreen
ブログ記事の作成で多用するPrintScreenを近くに配置しました。
かなキーは恐らく今後も使わないと思うのですが、一応印字通りの場所のFnに退避しました。
感想
REALFORCEは打鍵感を目当てに買ったのですが、キーマップ変更機能がかなり使いやすさに貢献してくれていると思います。
キーマップをいじっているだけで愛着も沸いてきました。
今回のキーマップ変更でSpaceキーの両サイドの重要さに気づきました。
なぜR2からSpaceキーが短くなったことが話題になっていたのかわかりました。
左手小指で押すCapsLockより押しやすい位置にあるキーなので重要になると思います。
日本語配列と英字配列でどっちがいいかは人によるとは思いますが、個人的にSpaceキーの両サイドが使える日本語配列の方が使いやすいのではないかと思います。
キーマップは使用者のキーボード用途によって最適解も変わるので、使用頻度の仕分け作業が重要になると思います。