「銀河」の名を持つキーボードを手に入れた。
人生で買ってよかったものランキングTOP10に、またキーボードがランクインしてしまった。
この価格帯で漆塗りの技術の結晶が手に入るのは驚き。
真っ白なFilcoのシリーズであるHAKUAの上に漆・銀河(青)フレームをつけたものが今回購入したモデル。
Filcoはキーボード工房からフレームにこだわりをもったシリーズを展開しており、漆シリーズは他にも漆・銀河(金)、漆・星空(螺鈿)などがある。
今回は性能面と外見面でレビューをしていく。
性能レビュー
無線有線両対応
Convertibleシリーズは無線有線両対応。
物理スイッチでBluetoothモードがONになり、Ctrl+Alt+Fn+数字キーで接続を切り替える。
1~4はBluetooth、5は有線で、最大5接続分の切り替えが可能。
PC、iPad、スマホで同じキーボードを切り替えて使えるのが便利。
有線で充電を行いながら無線接続するという使い方もできる。
Bluetoothの遅延は文章を書いている分には特に気にならないレベルで接続も安定している。
音と打鍵の快感CherryMX青軸
歯切れのよいCherryMX青軸の音が気持ちいい。
原稿が進んでいる気になる。
なんだか面白いことが浮かんでくるような気持ちがする。
テンション爆あがりである。
メカニカルキーボードを買うなら、やっぱり青軸だ。
キーのぐらつきがない堅牢なキーボード
キーのグラつきがなく、大きいキーもしっかり支えられている。
思えば人生で初めて買ったキーボードもFilcoだった。
新宿の電気屋のキーボードを片っ端から触り、一番キーのグラつきがないものがFilcoMajestouch2だったのだ。
その頃からメカニカルキーボードの中でのFilcoへの信頼感は強い。
耐久性という面でもFilcoのキーボードは是非おすすめしたい。
外見レビュー
息をのむような美しさが宿るキーボード
見る角度や光の当たり方によって表情が変わるのが面白い。
Filcoのロゴはなんとプラチナ箔で銀色が眩しい。
真横から見ると底の白い筐体が見えるが、キーボードを打っている時の角度からは白いキーと銀河フレームのみが目に映る。
銀河フレームを遠くから見ると澄んだ青が目に映り、近づいてみると一つ一つの欠片が光を放っていて惹き込まれる。
まるで雪山と天の川を見ているかのようだ。
夜空の星を見上げておしゃれと言わないのと同じように、このキーボードはおしゃれの域を超えている。
息をのむような美しさが宿るキーボードだ。
世界に一つだけの職人手作りの模様
化粧箱には職人の方の名前が書かれていた。
一つずつ手作りで制作されており、同じ模様は世界に二つとない。
このキーボードを家族に見せたら「星が浮かんでる、銀河みたい」と言ってきて驚愕した。
もちろん彼らはこのキーボードの名前を知らなかった。
これはすごいことじゃないか?
日本の伝統技術、恐るべし。
心が澄んでモチベーションが上がるキーボード
机の上に向かって作業したくなるキーボードは本当に大切な存在だと改めて思わされる。
原稿が進む気がする。
ひらめきが沸いてきそうな気がする。
道が開けるような気がする。
このキーボードはモチベーション向上に大いに貢献してくれるだろう。
満天の星を見ていたら心が澄んでいって悩みなんて小さなことに思えて前に進んでいけるのと同じように。
銀河は手の届くところにある
もしもあなたが、何かに悩んでいるなら。
今を変えたいと思っているなら。
大きな一歩を踏み出したいと思っているなら。
このキーボードを手にしてみてほしい。
銀河は手の届くところにある。