レビュー:REALFORCE R3 静音/Bluetooth/30g 良い所と気になる所 東プレ(リアルフォース)静電容量無接点方式おすすめキーボード

キーボード
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東プレREALFORCE(リアルフォース)から待望の無線対応のR3シリーズが11/1に発売されました。
Amazonで予約して11/2の朝に届きましたので、早速レビューしたいと思います。

東プレHPより仕様引用

打鍵感には感動

キーが何ものにも邪魔されず底まで押せます。
けれど、なにか指先を優しく包まれるような不思議な包容力がリアフォにはあります。
今までメンブレン、パンタグラフ、メカニカルと色々使ってきましたが、打ち心地はどれとも違います。
いや、ここまでくるとキーを「打つ」という言葉はこのキーボードには合わない気がします。
よく「スコスコ」と表現されるリアフォの打鍵感ですが、体感では「スフォスフォ」ですね。
あ、だからリアフォなのか!?

待望のホワイトモデル

個人的にアイボリーより白の方が好きで、Macの方では白が出ていたのが羨ましくWindowsに変えられないか調べていたほど。
スーパーホワイトは落ち着いた白という印象です。思ったよりテカテカしません。
白のキーに黒字はキーの文字が見やすいです。
黒のモデルの方はあえて文字を目立たなくしているとは思うのですが、使う時に少し見にくい配色かもしれません。
昇華印刷のキー印字なので文字が消える心配はなし。
白モデルのキーは一応汚れにくい素材を使っているようですが、白なので黒よりはお掃除に気を付けて使いたいと思います。

bluetooth接続の切り替えスピードは快適で遅延もなし

リアルフォース待望の無線化。一体どれほど待ちわびたか……
切り替え速度を手元の時計で計測しましたので参考までに。

Android→Windows 約1秒
Windows→Android 約4秒

Windowsへの切り替えは即切り替え、Androidへの切り替えは少し待ちますがストレスに感じるほどではなく総じて快適な使い心地です。
ライティング目的では遅延は感じません。
有線と無線の違いもライティングしている時には違いがわからないレベルでした。
思考した瞬間打ち込める体感です。
bluetoothの設定は簡単で説明書読めば迷わずいけました。
Fn+(設定した番号)でデバイスの切り替えをするのも直感的でわかりやすいです。
無線4+USB1の5接続設定できるのは使い勝手◎。
早速PCとスマートフォンに設定しました。

静音は隣に人がいても使用できるレベル

打ち込む音は自分で聞こえますが、ドア閉めれば部屋の外の人には聞こえないレベルです。
キーの押す音が尖っていないのでオフィスなど隣に人がいる環境でも使いやすいと思います。

キー荷重30gでも初日から使いこなせる

買った初日に普通に使いこなせるレベルでした。
この記事も全文ストレスなく書けています。
以前はMX青軸(押下圧60cN)を3年間使用していたので慣れるまで何日かはかかると予想していたのですが安心しました。
キーの上に手を置いて考え事をしていてもキーを押すことにならないのがポイントが高いです。
押す意思があれば押せるようになっています。
キーの押し心地がソフトなことも合わさり腱鞘炎の心配はなくなりそうです。
キー荷重は30g、45g、変荷重の3モデル選択肢がありますが、変荷重を採用しているキーボードは東プレぐらいしかないので、もし変荷重を検討されている際は実機は触った方がいいと思います。
もしキー荷重で迷っていて店舗で試し打ちができない状態なら軽い30gはおすすめできます。

キーの大きさストロークは標準的

英字キーの表面の長さは一辺が約1.2㎜。
キーストロークは4.0mm。
隣のキーを押すことなく、うちこぼしもなく快適に使えています。

APC0.8mmはキー荷重30gと合わせてタイピング速度UPが期待できる

フルキーは右端のAPC接続ボタンで設定できます。
一括0.8mm(青色○●●●)
一括1.5mm(緑色●○●●)
一括2.2mm(黄色●●○●)
一括3.0mm(赤色●●●○)
個別設定1(白色○●●●)
個別設定2(水色●○●●)

0.8mmは押した瞬間に即打ち込み判定される体感。
3.0mmは底打ちしたところで打ち込み判定がされる体感。
せっかくなのでしばらくは最も浅い0.8mmで使ってみて、どうしても慣れない場合は少しずつ深い設定に変えようと思います。
軽い30g×0.8mmでかなりタイピング速度は上がりそうです。
bluetooth同様に、LEDで設定状況がわかりやすいのと、一括の設定に関してはキーボード上で全て完結するのが使いやすいです。

ECOモードは未操作で自動電源オフにならないモード4が使いやすい

エコモードは、省電力機能として一定時間未操作が続いた場合に自動的に電源オフする機能と
ロック状態(NumLock / CapsLock / ScroolLock)のLEDを点灯しない機能を持っており、
4段階のエコモードで動作を設定できます。
使い方に合った設定にすることで、電池の節約が可能です。

モード1) 10分間、未操作で自動的に電源オフ ロック状態のLEDを点灯しない
モード2) 10分間、未操作で自動的に電源オフ ロック状態のLEDを点灯する
モード3) 10分間、未操作で自動的に電源オフ ロック状態のLEDを点灯する
モード4) 10分間、未操作で自動的に無線切断*いずれかのキーを押すと再接続します ロック状態のLEDを点灯する

初期設定ではモード1に設定されているのですが、電源オフから電源オンにして入力可能になるまでに時間がかかったため、現在はモード4で使っています。

細くなったUSBコード

幅は約4mm。
R2までは太いと言われていたコードも細くなりました。
届いた時は8cm×5cmぐらいに束ねられていました。

パームレストはいらない

手前のキーが絶妙に低めにつくられているので、パームレストを使用しなくても快適に使えそうです。

キーを押す際のバネの音は少し気になる

説明書の本製品についての項目で次のような注意書きがあります。
「本製品のスイッチ部には円すい状のバネが入っています。稀にキーを押下する際にバネの音が発生することがありますが、入力等の機能には影響ありませんので、ご了承ください。」
確かに、1つずつキーを確認したところ全112キー中、以下の21キーでバネの音が気になりました。
F2、APC設定キー、2、T、I、O、{、G、}、X、M、Home、PageUp、Pagedown、↑、↓、→、/、*、7(tenkey)、5(tenkey)

注意書きにご了承くださいと書かれているので製品のつくり上しかたないようなのですが、バネ音がしないキーもあるため今後製造が進むにつれてバネ音がなるべく少なくなってほしいところではあります。

ただ、他のプラスポイントに比べれば些細なところなので今のところ大丈夫です。

値段以上の価値あり

日本のものづくりに感動しました。
大切な仕事道具として長く愛用していきたいと思います。


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